当協会の事業ではないのですが、当協会の音楽家会員、サポート会員が関わった事業ですので、ここに記録しておきます。
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ベツレヘムへ行くメンバーも決まり,準備に動き出します.
◆資金調達
資金調達については,出雲側とベツレヘム側それぞれで動き始めました.
こちら側では,国際交流基金,しまね文化ファンド,しまね国際センターの助成制度に応募することにしました.
助成制度の応募に必要な書類はそれぞれ違いますが,概ね以下のような内容を提出しなければなりません.
・事業計画書-事業の趣旨,目的,効果,概要,特色,今後の展望
・予算書
助成の対象となる予算項目には制限があることが多く,例えば,主催者(私たち)の謝礼,飲食費などは対象外となります.
幸い,今回の申請は採択され,かなりの資金を調達することができました.ただ,それでも全額が賄えるわけではなく,足りない部分は自己資金を使って行くこととなります.
◆航空券
前述のように予算を立てていかないといけないのですが,何がお金がかかるかなあと考えると,やはり旅費が一番お金がかかりそうです.
国内で演奏会をする時に考える「お金のかかる項目」は,会場費,人件費,旅費,印刷費(チラシ等)です.
今回の場合は,会場はベツレヘム側で用意してくれるようですし,人件費は自分たちの意志で行くことなのでそもそも必要ありません.また,チラシ等はベツレヘム側で作るそうなので,印刷費もあまり必要ありません.
となると,お金がかかるのは,旅費(航空券代)です.
パレスチナに行く場合は,隣のイスラエルのテルアビブまで飛行機で行くか,同じく隣のヨルダンまで飛行機で行くかして,その後はいずれも陸路でパレスチナに入ることになります.
詳細は追々書くとしまして,今回はエール・フランスを使って,まずイスラエルのテルアビブまで行くことにしました.費用は往復(大阪-パリ-テルアビブ)で航空券8万円ちょっと+燃油サーチャージ約4万円ちょっと=約13万円であったと思います.
下記は移動経路を示しています.実際の飛行ルートを示すものではありません,念のため.
◆保険
海外旅行に出る時に海外旅行保険をかけたり,あるいはクレジット・カードに元々そういう保険がついてたりします.
今回も例外ではないのですが,もう一つ変わったところとしては,楽器に保険をかけるかどうかも検討しました.
楽器保険は,楽器店で取り扱っているところもありますし,普通の保険屋でも動産保険として取り扱っているところもあります.
いずれにせよ,割と機械的に保険をかけられるもの(いくらの補償が欲しかったら保険料はいくら),きちんと楽器の現物を査定してからでないとかけられないもの,現物までは必要ないけど楽器やそのラベルを撮影して送れというところがあるようでした.