2012年5月9日水曜日

「音楽家と支援者のための勉強会」を開きました


出雲楽友協会では、コンサートの主催はもちろん、それ以外にもいくつかの形で音楽家のみなさんの活動のお手伝いをしています。

主催コンサート以外のそういった活動としては、例えば、音楽家会員が自主的に開くコンサートに対して(わずかばかりではありますが)人手や経費の面で支援したり、あるいはまた、音楽家会員が国内・海外に勉強に出かける際に研修助成を行ったりしています。

このような応援活動の一環として、第2回島根県新人演奏会の翌日には、ビッグハート出雲・茶のスタジオにて、「音楽家と支援者のための勉強会」を開きました。

まず前半(09:30-10:30)は、税理士の重本泰徳さんにお越しいただき、「音楽家とその応援者のための経営術」というタイトルでお話いただきました。
具体的には、音楽家個人の活動や出雲楽友協会のような団体の活動に関わる税務のことを教えていただきました。
税制の概要や、その中で具体的にどのようなことをしなければならないのか、音楽家の活動にプラスになるどのような制度があるのか…といった内容で、とても勉強になりました。

続いて後半(11:00-12:00)は、平田郵便局長であり当協会のサポート会員でもいらっしゃいます安田睦夫さんにお越しいただき、「音楽会へ行ってみようと思ってもらえるしくみ作り」というタイトルでお話いただきました。
まず質の高い演奏を聴くことができるコンサートを開くことが第一ですが、その上で、せっかくよいコンサートをやっているわけですから、どのようにしてより多くのみなさまに聴いていただくのか、いろいろと工夫も必要でしょう。そういった工夫について、いろいろとヒントをいただきました。

勉強会と言いましても堅苦しいものではなく、講師と参加者の間で活発に意見交換があったり質問をしたり、楽しくまた勉強になる会でした。

重本さんのお話も安田さんのお話もとても勉強になりましたし、まだまだお伺いしたいこともあります。またいずれお二方にお越しいただいたり、あるいは違った角度からのお話をしていただける方をお招きしたり、こういった勉強会シリーズも続けていくつもりでいます。
またぜひお出かけください。



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