2012年5月12日土曜日

今月のチャペルコンサートには松尾南那さん(メゾ・ソプラノ)が出演

毎月第3木曜日恒例のチャペルコンサート。
今月は、先日の第2回島根県新人演奏会にも出演しました松尾南那さん(メゾ・ソプラノ)が登場します。


松尾南那さんは雲南市のご出身。国立音楽大学音楽学部を卒業されました。
松尾南那さんの詳しいプロフィールは、この記事内に掲載していますチラシ画像をご覧ください。

豊かな響きのチャペルで、午後のひと時をリラックスしてお過ごしください。

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チャペルコンサート
 〜メゾ・ソプラノ松尾南那とピアノによるコンサート〜

2012年5月17日(木)14:00〜15:00(コンサート約40分/その後ティータイム)


出演:松尾南那(メゾ・ソプラノ)
菅原史子(ピアノ)

プログラム
ヘンデル:オン・ブラ・マイフ
シューベルト:湖上にて    ほか


会場:ニューウェルシティ出雲・チャペル
〒693-0023 出雲市塩冶有原町2-15-1 TEL:0853-23-7388

料金:
1,000円(楽友協会会員900円)
高校生以下 500円
幼児(3歳以下) 300円
*いずれも1ドリンク付き
*チケットはありません。当日受付でお支払いください。


お申し込み、お問い合わせは出雲楽友協会へ。ご連絡なしに当日お越しいただいても結構です。
TEL 090-2003-3227
e-mail izumo.music.society@gmail.com




2012年5月9日水曜日

「音楽家と支援者のための勉強会」を開きました


出雲楽友協会では、コンサートの主催はもちろん、それ以外にもいくつかの形で音楽家のみなさんの活動のお手伝いをしています。

主催コンサート以外のそういった活動としては、例えば、音楽家会員が自主的に開くコンサートに対して(わずかばかりではありますが)人手や経費の面で支援したり、あるいはまた、音楽家会員が国内・海外に勉強に出かける際に研修助成を行ったりしています。

このような応援活動の一環として、第2回島根県新人演奏会の翌日には、ビッグハート出雲・茶のスタジオにて、「音楽家と支援者のための勉強会」を開きました。

まず前半(09:30-10:30)は、税理士の重本泰徳さんにお越しいただき、「音楽家とその応援者のための経営術」というタイトルでお話いただきました。
具体的には、音楽家個人の活動や出雲楽友協会のような団体の活動に関わる税務のことを教えていただきました。
税制の概要や、その中で具体的にどのようなことをしなければならないのか、音楽家の活動にプラスになるどのような制度があるのか…といった内容で、とても勉強になりました。

続いて後半(11:00-12:00)は、平田郵便局長であり当協会のサポート会員でもいらっしゃいます安田睦夫さんにお越しいただき、「音楽会へ行ってみようと思ってもらえるしくみ作り」というタイトルでお話いただきました。
まず質の高い演奏を聴くことができるコンサートを開くことが第一ですが、その上で、せっかくよいコンサートをやっているわけですから、どのようにしてより多くのみなさまに聴いていただくのか、いろいろと工夫も必要でしょう。そういった工夫について、いろいろとヒントをいただきました。

勉強会と言いましても堅苦しいものではなく、講師と参加者の間で活発に意見交換があったり質問をしたり、楽しくまた勉強になる会でした。

重本さんのお話も安田さんのお話もとても勉強になりましたし、まだまだお伺いしたいこともあります。またいずれお二方にお越しいただいたり、あるいは違った角度からのお話をしていただける方をお招きしたり、こういった勉強会シリーズも続けていくつもりでいます。
またぜひお出かけください。



2012年5月6日日曜日

第2回島根県新人演奏会 お客様のご感想とご意見


先日は「出雲楽友協会 第2回 島根県新人演奏会」の当日の様子をお伝えしましたが、今日はお客様のご感想等をご紹介しましょう。

今回いらしてくださったお客様は、右のグラフのように、島根県東部にお住まいの方々でした。
出演者のみなさんは島根県東部の出身あるいは在住でしたし、また会場も出雲市でしたので、このようになったのでしょう。
これまでの第1回と第2回は出雲楽友協会の発足の地である出雲市で開催してきましたが、「島根県」新人演奏会ですので、いずれは出雲市以外の場所でも開催したく思っています。
県内のホール等のみなさま、出雲楽友協会とこの新人演奏会を共催し、一緒に若手演奏家の紹介、育成、地域の文化の発展に取り組みませんか?

さて、ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、お客様のご感想、ご意見をご紹介していきましょう。

まずはご感想をいくつかご紹介します。内容を変えない範囲で、表現を多少変更している場合もあります。ご了承ください。

<ご感想>
○みなさん、力強い演奏で素晴らしかったです。素敵な時間をありがとうございました。
○若々しい演奏、とても清々しい気持ちで聴かせていただきました。
○みなさんの演奏、とてもよかったです!リラックスできました。みなさんの今後の活躍を期待しています。
○島根出身で、こんなにステキな演奏家がいるのを初めて知りました。
○素晴らしい演奏会でした。みなさまの努力を演奏で音で感じました。
○みなさん、緊張の中、精一杯の演奏をしていらっしゃる姿がとてもすばらしかったと思います。これからもいろんな場所で活躍なさることを楽しみにしています。
○これから音楽でがんばって行こうという決意が感じられました。

みなさま、ありがとうございました。みなさまのご感想は出演者にも伝えます。


さて、次にご意見です。

<ご意見>
○こういう若い人の発表の場をどんどんつくってほしいです。
この新人演奏会は、出雲楽友協会の主催事業の柱の一つで、これからも継続する予定です。
またぜひ聴きにいらしてください。

○エネルギッシュな演奏ですばらしかったです。簡単にでも曲の紹介があったら、もっとわかりやすくてよいと思います。
○とてもすばらしい演奏ばかりでした。演奏曲の聴きどころ、どうしてその曲を選んだかのエピソードなど紹介してあるともっとよいと思います。
○司会があって簡単な紹介があればよかったですね。
今後の新人演奏会の際に、取り入れるよう考えてみます。

○今回初めて聴かせてもらい、感動しました。より多くのみなさんにこの演奏会を知っていただければと思いました。
私たちもより一層広報の努力をしていきます。また、出演者のみなさんにも、自らの演奏の機会を積極的にPRしていただいています。みなさまにおかれましても、またご来場いただいたり、お知り合いの方などとお誘い合わせの上お出かけいただけますと幸いです。


この新人演奏会を継続できますよう、今後ともみなさまのご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。




2012年5月5日土曜日

第2回島根県新人演奏会が終わりました


「出雲楽友協会 第2回 島根県新人演奏会」を、去る4月29日(日・祝)、ビッグハート出雲・白のホールにて、開催しました。

この新人演奏会とはどのようなものなのか、また私達がどのような考え・思いで開催しているのか。演奏会当日にお客様にお渡ししたプログラムの会長挨拶を以下に引用します。

「この島根県新人演奏会は、『島根県ゆかりの新人演奏家の紹介と発表の場を作ること』を主眼に、昨年より開催しており、今回が2回目となります。
 当演奏会は、音楽大学等で専門的に学んだ有望で若い人材の発掘、育成、音楽芸術にかかわる人々の交流、地域の音楽文化の発展を期待して開催するものであり、当協会が最も力を入れている自主事業の一つです。 」


さて、このような島根県新人演奏会ですが、今回出演した若き演奏家をあらためてご紹介しましょう。

まず最初はソプラノの伊藤智子さん。
伊藤さんは松江市のご出身で、くらしき作陽大学音楽学部を卒業されました。
演奏曲は、トスティ:4月の夜に、ヴェルディ:歌劇《シチリア島の夕べの祈り》より“ありがとう、愛する友よ”。
ピアノは南海瞳さんでした。


続いてはクラリネットの研谷由梨さん。
研谷さんは雲南市のご出身で、くらしき作陽大学音楽学部を卒業されました。
演奏曲は、ドビュッシー:クラリネットとピアノのための狂詩曲 第1番。
ピアノは、当協会・音楽家会員で、昨年の第1回島根県新人演奏会の出演者でもあった嘉戸絵理香さんでした。


一部の最後はピアノの若月恭子さん。
若月さんは出雲市のご出身で、フェリス女学院大学音楽学部を卒業されました。
演奏曲は、ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲 ハ短調。


さて、二部の最初はコントラバスの土生知広さん。
土生さんは福岡市のご出身で、くらしき作陽大学音楽学部を卒業されました。
演奏曲は、ドラゴネッティ:アンダンテとロンド。
ピアノは、先程ご紹介しました嘉戸絵理香さんでした。
土生さんは島根県出身ではありませんが、出雲市在住でした。島根県新人演奏会への出演資格の一つとして「島根県出身者(※)または在住者」というのがあり、島根にゆかりのある方は出演できます。
「でした」と書きましたのは、土生さんは5月から福岡にお住まいだからです。福岡や九州、その近くのみなさま、土生さんはいいコントラバス奏者ですので、どうぞよろしくお願いします。
(※「島根県出身者」とは、出生地が島根県である人、または島根県内の小・中・高・短期大学・大学・大学院のいずれかを卒業・修了された人とします。


続いてはファゴットの錦織景子さん。
錦織さんは出雲市のご出身で、大阪音楽大学、デトモルト音楽大学を卒業されました。
演奏曲は、カリヴォダ:バスーンのためのバリエーションとロンド 作品57。
ピアノは宅見優里さんでした。


最後はメゾ・ソプラノの松尾南那さん。
松尾さんは雲南市のご出身で、国立音楽大学を卒業されました。
演奏曲は、マスネ:歌劇《ウェルテル》より“ウェルテルよ、誰が言えましょうか”(手紙の歌)、サン=サーンス:歌劇《サムソンとデリラ》より“私の心はあなたの声に花開く”。
ピアノは菅原史子さんでした。


演奏会後は、ホワイエにて、お客様と出演者との談笑や出演者によるお客様のお見送りも見られました。

また、演奏会の打ち上げは、出演者同士、あるいは先輩の演奏家達、当協会会員との交流の場ともなりました。

この新人演奏会の開催にあたっては多くのみなさまのお世話になりました。
もちろん当協会の会員のみなさまのご支援あっての開催でした。舞台に立つことこそありませんが、この新人演奏会の目立たぬ功労者のみなさんはこちらです。

 ■出雲楽友協会ホームページ−サポート会員音楽家会員

みなさまのおかげで、「新人」のみなさんに発表の場を提供することができました。厚く御礼申し上げます。